#5 「アンタッチャブルさんについて」思う事
最近コンビでの仕事も増えてきたアンタッチャブルさん。
これまで10年コンビとしての活動は全くありませんでした。
理由は柴田さんの女性トラブルと言われています。
そんなアンタッチャブルさん、初めて見たのは多分M-1グランプリだったと思います。
2003年のM-1グランプリ。
敗者復活で上がってきたのがアンタッチャブルさん。
M-1グランプリの敗者復活は2002年から導入された制度で、
準決勝で敗れた芸人さんがもう一度戦い、
最後の1組が決勝の舞台に立てます。
つまり、2003年の敗者復活は2回目。
ちなみに初めての敗者復活はスピードワゴンですが、7位と奮いませんでした。
2003年 敗者復活に選ばれたアンタッチャブルさん。
いよいよ本番。
敗者復活会場からは「アンタッチャブル」のコール。
出囃子 fat boy slim "Because We Can"が流れる。
すると、2人は早々
「ありがたいねぇ!」
「本当は見てる立場ですからね。」
「会場からはアンタッチャブルってコールしていただいて。」
「コンビ名が長いせいでちょっと呼びづらそうでしたけどね。」
ディテールは覚えていませんが、こんな感じ。
営業か?
いわゆるツカミで、そんなに喋る?
M-1グランプリのネタの持ち時間は4分と決められている。
しかも初めての決勝の舞台。
すぐにネタに入りたいはずだろう。
そう、アンタッチャブルさんは、漫才を楽しんでいるのだ。
そして、伝説の「ファストフードの店員」のネタ。
面白すぎる。
序盤は、2人がどんな人間なのか分からないようだったが、
途中から徐々に勢いが増していき、
お釣りの件からは爆笑の嵐だった。
「6番の番号ジャケット。」
「お釣りに桜海老。」
「チーズバーガー。Be Togetherじゃなくて。」
そして柴田さんのツッコミも爆発。
最高だ。
結果、敗者復活から3位。
優勝はフットボールアワーさん。
準優勝は笑い飯さん。
この一夜でシンデレラボーイとなった。
そして翌年は優勝。
関東の芸人では初めての優勝。
さらにファーストステージでは700点満点中673点を獲得。
この記録は15年間破られることはなかった。
そして、活動休止から、
全力!脱力タイムズでの復活。
そしてその年のM-1グランプリでミルクボーイさんが記録更新。
神様の悪戯だろうか。
アンタッチャブルさんが、漫才の歴史に名を刻む芸人さんであることは、
間違い無いだろう。
眠すぎて、いい文章が書けなかったです。すみません。